開催趣意
昨今、ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃により、多くの行政機関や医療機関、教育機関等で被害が出ており、市民社会にとっても重大な脅威となっています。
関西地域にあっても、昨年、地域の急性期医療の中核となる病院がランサムウェア攻撃の被害を受け、業務停止に追い込まれる事例があったところです。
サイバー攻撃を受けて被害が出た場合、初動・復旧対応での人的・時間的影響は大きく、その間の診療活動はもちろん、医療機関の経営にも大きな影響があります。 そのため、医療機関の情報システムには、セキュリティ対策を十分に把握・管理・対策する必要が求められているものの、そのガバナンス体制には、依然脆弱なところも多く、経営陣を含め、危機意識の更なる涵養と対応が求められている状況です。
そうしたことから、今後のサイバーセキュリティ対策についての検討の一助となるよう、特に地域医療に使命感を持って取り組まれている、民間医療法人・公立病院の経営層や行政関係者の方を対象に、具体的に想定される数字での例を挙げるなど、わかりやすい内容のセミナーを下記の通り開催します。