関西健康・医療創生会議。産学官の連携のもとに関西の智と技を集結し、健康長寿の社会をつくります。

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お知らせ

関西健康・医療創生会議シンポジウム
「広域で救急を考える」

趣旨

地域の医療サービスや資源の配分を規定する医療計画は、現状では府県単位で策定されています。しかし、関西圏では、旧来より府県を越えた人の移動が都市部、郡部の別なく盛んなことから、新型コロナウイルス感染症のようなパンデミックや、今回の能登半島地震や阪神淡路大震災のような広域災害のような場面だけでなく、平時でも郡部のように医療体制が脆弱化しているところでは、府県や医療圏を超えた救急搬送や患者の移動が常態化しており、関西全体を一つの医療圏として捉えることが重要です。

関西広域連合では、広域医療や広域防災の観点から、四次医療圏という概念を早くから提示されていますが、今後は、関西圏全体の医療資源のデータや現場の実情を一元的に捉え、特に郡部における課題を見える化し、府県域を超えた連携のための具体策を提案できる機能を持つことが必要ではないでしょうか。

こうした問題意識から、関西健康・医療創生会議では、関西広域における広域医療を考えるシンポジウムを開催します。今回は、千葉大学が千葉県の要請を受けて行なった取り組みを紹介いただくほか、厚生労働省が進めている「全国医療情報プラットフォーム」の狙いや現状を紹介いただき、府県を越えた自治体間連携や医療圏間の連携のあり方、将来の医療サービスのあり方等について議論します。

概要

主催
関西健康・医療創生会議、NPO法人 関西健康医療学術連絡会
共催
関西広域連合
後援
バイオコミュニティ関西・関西医薬品協会
日時
令和6年3月25日(月)13時~15時
方式
完全オンライン方式
定員
オンライン200名:※オンライン参加申込者を対象に録画配信あり
主な対象
自治体、医療機関、企業、関係団体 等
終了しました。多数のご参加まことにありがとうございました。

プログラム

基調講演 千葉大学医学部附属病院(40分)

「医療の「課題解決」に挑む~千葉県×千葉大でできたこと~」

  • 吉村 健佑次世代医療構想センター・センター長 特任教授
特別講演(30分)

「医療DXの取組と全国医療情報プラットフォームの今後」

  • 田中 彰子 厚生労働省医政局特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官
総合討論「広域で救急を考える」(20分)

問題提起・進行

  • 黒田 知宏京都大学医学部附属病院 医療情報企画部長・教授

お問い合わせ

NPO法人 関西健康・医療学術連絡会
gaku-renrakukai@nifty.com