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我が国では人口の減少が急速に進行し、今後は数十年単位で人口減少が進むと予測されています。そのため、人口減少社会への移行は不可避であると考えます。世界的に見ても、20世紀の人口激増時代から21世紀の定常化時代に推移するとされています。人口減少下で生態系に負荷をかけることなく定常化社会を実現できれば、我が国はもとより世界のモデルになることができます。まさに、大阪・関西万博が開催される2025年にふさわしいテーマです。
関西は我が国の中でも人口減少の速度が速いと見えます。なかでも郡部はすでに様々な課題に直面しています。これらの課題の解決を従来的な経済成長の加速や科学技術の発展や少子化対策に求めているだけでは対応が困難でしょう。
こうしたことから関西健康・医療創生会議では、今こそいたずらに悲観論に陥ることなく中長期視点に立って人口減少社会への到来を見据えた新たなプレーヤーや産業を育てることや豊かな定常化社会をデザインすることにより、我が国はもとより世界的に通用するモデルを提示することを目指し、シンポジウムを開催いたします。
「エコロジカル視点から40年後の関西を考える」（30分）
「人口減少社会のデザイン」(30分)
「人口減少社会の諸相と広域連携の重要性（仮）」（20分）
「人口減少をチャンスに変えるには」(30分)
