関西健康・医療創生会議。産学官の連携のもとに関西の智と技を集結し、健康長寿の社会をつくります。

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関西健康・医療創生会議オンラインセミナー
海外に学ぶ医療データを活用したヘルスイノベーションの最新動向

趣旨

関西では、AI・ビッグデータの基盤となるデータセンターの整備が進んでいますが、創薬や医療機器、デジタルヘルスなどのイノベーション創出には十分活用されていません。
一方、シンガポールや韓国、欧州など、デジタル先進国では、IT創薬、医療AI/IoT、国際分散化臨床試験(DTC)など、医療ビッグデータを活用したイノベーションのマネタイズに向けた取組が産官学連携で進められています。
そのベースとなるのは共通IDと分散型プライバシー強化技術、知財保護とオープンサイエンス、FintechとHealthTechの連携など、産業横断的な制度的仕組みと標準的なクラウド/エッジ技術の組み合わせによるビジネス戦略です。
本セミナーでは、海外先進国・地域の最新事例を概説し、関西としてどのような取組を行うべきか議論します。

概要

主催
関西健康・医療創生会議、NPO法人関西健康・医療学術連絡会
共催
関西広域連合、バイオコミュニティ関西
後援
関西医薬品協会
日時
2025年3月24日(月) 15時~16時
対象
製薬、医療機器、治験受託企業、デジタルヘルス、IT・金融など、データおよび知財でビジネス振興を進めている企業、自治体・アカデミアの方
参加方式
事前登録・完全オンライン方式(zoom webinar)
※4月30日まで、YouTube録画配信を予定(事前登録の方のみ視聴可能)
参加費
無料
終了しました。多数のご参加まことにありがとうございました。

プログラム

開会挨拶(16:00〜16:05)

坂田 恒昭バイオコミュニティ関西副委員長兼統括コーディネーター
大阪大学共創機構 特任教授

海外に学ぶ医療データを活用したヘルスイノベーションの最新動向(30分)

笹原 英司 特定非営利活動法人ヘルスケアクラウド研究会 理事・博士(医薬学)
一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス・代表理事
在日米国商工会議所ヘルスケア委員会・副委員長
在日デンマーク商工会議所会員

主な内容

  1. イントロダクション
  2. 共通IDと分散型プライバシー強化技術(PET)  (事例)シンガポールの共通ID基盤とPETサンドボックスによるイノベーション創出策
  3. 知財保護とオープンサイエンス  (事例)がん撲滅計画の共通基盤化をめざす欧州保健データスペース(EHDS)と欧州がんオープンサイエンスクラウド(EOSC4Cancer)
  4. FintechとHealthtechの融合からスケーリングするDeeptechの成長  (事例)グローバルサウスの金融発Web3/NFT技術の医療研究への応用
  5. まとめ
ディスカッション(30分)

※事前にご質問をお寄せください

  • モデレーター 
    落合 正晴関西健康・医療学術連絡会事務局
  • 登壇者
    笹原英司氏、坂田恒昭氏

お問い合わせ / ご質問

NPO法人 関西健康・医療学術連絡会
gaku-renrakukai@nifty.com